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第2章 痴漢２

それから、１週間後。

また、電車で…

ゴソゴソッ…

サワサワッ…

¨同じ人かな？¨

っ？！？！？！？！

¨違うっ！！あの人の手じゃない！！どうしよう！！怖い！！¨

そう思った瞬間…

「あんた、何してんだ？」

って、声が聞こえた。何だろう？自分の周りに空間が出来た。

ガヤガヤガヤッ…

「なんだ？痴漢？」
「やだー！」

手を捕まれた人は、電車のドアが開いた瞬間、走っていった。

「あのっ！ありがとうございます！！」

お礼を言った。

「待ってた？」

そう耳元で言われて気付いた。