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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第2章 ♭ミュウとシュン~MailsⅠ~♭

美海は、ゆるゆるとかぶりを振った。
「今し方も言ったはずよ。私とあなたでは―」
「歳なんか関係ないだろ!」
人が変わったような剣幕に、美海は息を呑む。
「十歳程度の違いなんて、今時、珍しくないって言ったじゃないか。それに、俺が良いって言ってるんだから」
シュンが近づいてきて、美海の腕を掴んだ。
「もう、これっきりだなんて言わせないからな」
美海が返事をしないことに、かなり苛立っているらしい。シュンの手に更に力がこもった。
「シュンさん、手を放して。痛いわ」
「今し方も言ったはずよ。私とあなたでは―」
「歳なんか関係ないだろ!」
人が変わったような剣幕に、美海は息を呑む。
「十歳程度の違いなんて、今時、珍しくないって言ったじゃないか。それに、俺が良いって言ってるんだから」
シュンが近づいてきて、美海の腕を掴んだ。
「もう、これっきりだなんて言わせないからな」
美海が返事をしないことに、かなり苛立っているらしい。シュンの手に更に力がこもった。
「シュンさん、手を放して。痛いわ」

