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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第2章 ♭ミュウとシュン~MailsⅠ~♭

突然の科白に、美海は再び言葉を失う。この若者の言動には愕かされることばかりだ。
「本気なの?」
「もちろん。こんなことで嘘は言わないし、良い加減な気持ちでプロポーズなんて口にはできないよ」
美海は溜息をついた。
「今は熱くなってるから、そんな風に考えているだけよ。シュンさんはまだ若いんだもの。大学を卒業して、どこかに就職すれば、また世界が今までよりぐっとひろがるわ。社会に出れば、もっともっと色んな人との出逢いがあるし、素敵な女性とめぐり逢うこともあるでしょう。何もそんなに焦る必要はないのよ」
「焦ってなんかないよ。それは確かに、俺の言ってることは、おかしいのかもしれない。初対面の君に結婚しろだなんて迫ってるんだから」
「本気なの?」
「もちろん。こんなことで嘘は言わないし、良い加減な気持ちでプロポーズなんて口にはできないよ」
美海は溜息をついた。
「今は熱くなってるから、そんな風に考えているだけよ。シュンさんはまだ若いんだもの。大学を卒業して、どこかに就職すれば、また世界が今までよりぐっとひろがるわ。社会に出れば、もっともっと色んな人との出逢いがあるし、素敵な女性とめぐり逢うこともあるでしょう。何もそんなに焦る必要はないのよ」
「焦ってなんかないよ。それは確かに、俺の言ってることは、おかしいのかもしれない。初対面の君に結婚しろだなんて迫ってるんだから」

