この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
神さま、あと三日間だけ時間をください。
第2章 ♭ミュウとシュン~MailsⅠ~♭

美海は困惑して、シュンから視線を逸らした。何という熱烈な告白だろう! 琢郎からプロポーズされたときも、こんなに一途に告白された記憶はなかった。
そして今、それを迷惑だと思う気持ちよりは、むしろ女らしい歓びの方が大きい。どうかしているのはシュンだけではない、自分もだ。
美海の沈黙をシュンは誤解したようだ。
「駄目なんだね」
彼は沈んだ声音で呟いた。
「ミュウの応えは何となく想像はついていたよ。メール交換してた時、君に子牛が生まれたときのことを話しただろう? 俺が嫁さんを貰って娘が生まれたら、嫁さんの名前をつけたいって話は憶えてる?」
そして今、それを迷惑だと思う気持ちよりは、むしろ女らしい歓びの方が大きい。どうかしているのはシュンだけではない、自分もだ。
美海の沈黙をシュンは誤解したようだ。
「駄目なんだね」
彼は沈んだ声音で呟いた。
「ミュウの応えは何となく想像はついていたよ。メール交換してた時、君に子牛が生まれたときのことを話しただろう? 俺が嫁さんを貰って娘が生まれたら、嫁さんの名前をつけたいって話は憶えてる?」

