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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第3章 ♭ミュウとシュン~MailsⅡ~♭

シュンと急接近しているのにひきかえ、肝心の夫とはますます距離が開きつつある。もっとも、琢郎の方は最近、美海に何か話したそうなそぶりを見せることがあるのだけれど、美海の方が琢郎を避けているようなところがあった。
やはり、シュンと毎夜、こうしてメール交換をしていること、琢郎に内緒で逢ったことについては後ろめたさを感じてないはずがない。それらがして、美海を琢郎から遠ざける原因になっていた。
美海はさりげなく二つ折りの携帯を閉じた。なるたけ琢郎の眼に入らないようにデスクの下に隠し、握りしめる。
やはり、シュンと毎夜、こうしてメール交換をしていること、琢郎に内緒で逢ったことについては後ろめたさを感じてないはずがない。それらがして、美海を琢郎から遠ざける原因になっていた。
美海はさりげなく二つ折りの携帯を閉じた。なるたけ琢郎の眼に入らないようにデスクの下に隠し、握りしめる。

