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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第3章 ♭ミュウとシュン~MailsⅡ~♭
 これが琢郎なのだろうか。これまで十一年間、美海が夫として見ていた男と同一人物なのか。
 琢郎が腰を動かし始める。絶え間なく抜き差しされ、美海の思考はそこで途切れた。彼は時には腰を回したり角度を変えて突いたりしながら、合間には美海の豊かな胸を揉みしだいている。
 美海は次第に何も考えられなくなり、やがて、意識が真っ白い闇の中に飲み込まれた。瞼で閃光が幾度も弾け、光の泡が無数に飛び交う。
「あうっ、ああっ」
 美海は琢郎に烈しく突き上げられ揺さぶられながら、あられもない声を上げ続けた。
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