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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第1章 ♭眠れぬ夜♭
 ここまで考えて、更に美海は憂鬱になった。これでは、まるで商売女が客をいかにすれば虜にできるかと手練手管を弄しているようではないか。何もこの世で琢郎だけが男というわけでもないのだし、何で妻であるというだけで、自分が夫の気を引くために娼婦のような真似をしなければならない?
 それでも、何かをしなければ、自分たちはもう本当に駄目になってしまう。それは美海にも判っていた。この歳になって、離婚するだなんて、考えただけでもゾッとする。それは恐らく、琢郎を愛しているとかいう気持ち以上に、今の安定した日々を失いたくないという気持ちが強かったからだ。
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