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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第3章 ♭ミュウとシュン~MailsⅡ~♭
「女の人って、やっぱブラックとかではあまり飲まないもんだよね」
 美海が何も言わないでいると、また独り言のように呟いた。
「俺は甘いのは苦手でさ、市販の甘ったるいコーヒーは絶対、駄目」
 シュンはしばらく黙ってコーヒーを啜っていた。ふとカップをテーブルに置いた。視線は半分ほどになったカップに落としている。
「君は一体、どこの誰なの?」
 刹那、美海は鋭く息を呑んだ。シュンから放たれた問いかけだけが、真っすぐ矢のように心を射貫く。
「いつか訊かなくてはならないと思っていたんんだけどね」
「あの、私―」
 美海は言いかけて、言葉を飲み込む。
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