この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
神さま、あと三日間だけ時間をください。
第3章 ♭ミュウとシュン~MailsⅡ~♭
 美海が止めるまもなく、シュンは立ち上がった。流し台に向かい、何やらやっている。しばらく経った頃、湯気の立つ小鍋を持ち、シュンが戻ってきた。
「クーラーももう年季物のボロだから、ろくに効いてないだろう? まあ、ないよりはマシって程度で」
 シュンは笑いながら言うと、器用に大きなスプーンで器に雑炊を盛りつけた。
 卵と醤油出しの混じり合った何とも食欲のそそる匂いが部屋中に満ちてくる。不思議と先刻まで美海を苛んでいた吐き気は嘘のようにおさまった。
「可愛い、このお茶碗」
 小振りな茶碗には白地にピンクの猫のイラストが入っている。
/280ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ