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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第3章 ♭ミュウとシュン~MailsⅡ~♭

舌と舌を絡め合うという行為は何故か、密度の濃いセックスそのもののようだ。二人はいつまでも熱心に舌を絡め合い、情熱的な口づけを続けた。
どれだけの時間が流れたのか。美海にとっては永遠にも思える時間だったけれど、現実にはそう長いものではなかったはずだ。
漸くシュンが美海を解放した時、美海は呼吸も上がり、心臓は自分でも愕くほど動悸を打っていた。
身体が火照ったように熱いのは、何も室内の冷房が殆ど効いていないからだけではない。シュンが―眼の前のこの青年が美海の身体と心に火をつけたのだ。
どれだけの時間が流れたのか。美海にとっては永遠にも思える時間だったけれど、現実にはそう長いものではなかったはずだ。
漸くシュンが美海を解放した時、美海は呼吸も上がり、心臓は自分でも愕くほど動悸を打っていた。
身体が火照ったように熱いのは、何も室内の冷房が殆ど効いていないからだけではない。シュンが―眼の前のこの青年が美海の身体と心に火をつけたのだ。

