この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
神さま、あと三日間だけ時間をください。
第3章 ♭ミュウとシュン~MailsⅡ~♭

「ミュウって、ホントに可愛い」
シュンが蕩けるような顔で美海を見つめている。何が可愛いのか良く判らず、美海は眼を見開いてシュンを見つめた。
「キスの仕方もあまり知らないんだ?」
三十九歳にもなって言われる場合、あまり褒め言葉にはならない科白だ。
美海の眼にじんわりと涙が滲んだ。
きっとシュンは今のキスでがっかりしたに違いない。自分より幾つも年上の癖に、ろくに経験も積んでいない女だと呆れたのかもしれない。
シュンが蕩けるような顔で美海を見つめている。何が可愛いのか良く判らず、美海は眼を見開いてシュンを見つめた。
「キスの仕方もあまり知らないんだ?」
三十九歳にもなって言われる場合、あまり褒め言葉にはならない科白だ。
美海の眼にじんわりと涙が滲んだ。
きっとシュンは今のキスでがっかりしたに違いない。自分より幾つも年上の癖に、ろくに経験も積んでいない女だと呆れたのかもしれない。

