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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第3章 ♭ミュウとシュン~MailsⅡ~♭
「ミュウって、ホントに可愛い」
 シュンが蕩けるような顔で美海を見つめている。何が可愛いのか良く判らず、美海は眼を見開いてシュンを見つめた。
「キスの仕方もあまり知らないんだ?」
 三十九歳にもなって言われる場合、あまり褒め言葉にはならない科白だ。
 美海の眼にじんわりと涙が滲んだ。
 きっとシュンは今のキスでがっかりしたに違いない。自分より幾つも年上の癖に、ろくに経験も積んでいない女だと呆れたのかもしれない。
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