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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第4章 ♭切ない別れ♭

それからメリーゴーランドに乗って、次はミニレール。これは園内をカタコト走る小さなSL列車で、小さな子どもが多く乗っていた。
二人乗りの狭い車両に仲良く並ぶと、シュンと身体がぴったりと密着する。それには少し胸の鼓動が速くなったが、シュンの方は実に楽しげに眼を輝かせているので、美海のそんな戸惑いもすぐに消えた。
「シュンさん、楽しそうだったわね」
ミニレールから降りて並んで歩き出しながら言うと、シュンは憮然として言った。
「どうせ俺はお子さまだよ」
最後は観覧車に乗る。これもジェットコースターと同様、この遊園地の呼び物の一つである。日本でも五本の指に入る規模を誇り、真上からの眺めは最高だと評判であった。
二人乗りの狭い車両に仲良く並ぶと、シュンと身体がぴったりと密着する。それには少し胸の鼓動が速くなったが、シュンの方は実に楽しげに眼を輝かせているので、美海のそんな戸惑いもすぐに消えた。
「シュンさん、楽しそうだったわね」
ミニレールから降りて並んで歩き出しながら言うと、シュンは憮然として言った。
「どうせ俺はお子さまだよ」
最後は観覧車に乗る。これもジェットコースターと同様、この遊園地の呼び物の一つである。日本でも五本の指に入る規模を誇り、真上からの眺めは最高だと評判であった。

