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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第4章 ♭切ない別れ♭

「ねえ、これはどういうこと? 私は―」
二人の部屋は三階だ。エレベーターに乗って三階に着くやいなや、シュンが叫んだ。
「ミュウ、幾ら世間知らずっていったって、女が男の誘いに乗って泊まりがけの旅に出るってことが何を意味してるかくらいは判るだろう?」
シュンがいつになく激高した様子で続けた。
「俺が今夜、君を抱かないとでも思ってたのか? 君と二人だけの時間を楽しみたいって気持ちもむろん十分にあった。でも、男が惚れた女と泊まりの旅に出るのに、夜に期待しないはずないだろう? 正直にいえば、ミュウの身体が目当てでこの旅に誘ったって言っても良いんだぞ」
二人の部屋は三階だ。エレベーターに乗って三階に着くやいなや、シュンが叫んだ。
「ミュウ、幾ら世間知らずっていったって、女が男の誘いに乗って泊まりがけの旅に出るってことが何を意味してるかくらいは判るだろう?」
シュンがいつになく激高した様子で続けた。
「俺が今夜、君を抱かないとでも思ってたのか? 君と二人だけの時間を楽しみたいって気持ちもむろん十分にあった。でも、男が惚れた女と泊まりの旅に出るのに、夜に期待しないはずないだろう? 正直にいえば、ミュウの身体が目当てでこの旅に誘ったって言っても良いんだぞ」

