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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第4章 ♭切ない別れ♭

「シュンさん。私の考えが足りなかったのは謝るわ。あなたの気持ちを傷つけるつもりはなかったし、ましてや、からかうつもりなんて毛頭なかった。ただ、あなたと一緒の時間をゆっくりと楽しみたかったから、私はここに来たの」
「どうして俺に抱かれたくないんだ?」
「―」
美海が黙っていると、シュンが振り絞るように言った。
「君が人妻だからか? 俺より旦那の方を取るから、俺に抱かれるのはイヤなのか?」
思わずヒュッという息が洩れた。
やはり、シュンも気づいていたのだ―。
「旦那を裏切りたくないから、俺とセックスはしないんだろ」
「どうして俺に抱かれたくないんだ?」
「―」
美海が黙っていると、シュンが振り絞るように言った。
「君が人妻だからか? 俺より旦那の方を取るから、俺に抱かれるのはイヤなのか?」
思わずヒュッという息が洩れた。
やはり、シュンも気づいていたのだ―。
「旦那を裏切りたくないから、俺とセックスはしないんだろ」

