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神さま、あと三日間だけ時間をください。
第4章 ♭切ない別れ♭

琢郎もシュンも不幸にはできない。自分のせいで、彼等を哀しい運命に引き込むことはできないのだ。
しかし、美海には大きな誤算があった。男と女の力では、所詮、女の方がはるかに不利なのだ。
「ミュウ、愛してる。判ってくれ」
シュンの口づけが首筋に降るように落ちてくる。若さゆえか、性急な手が震えながらブラウスのボタンを外してゆく。二つめまでは何とか外せたが、三つめからはどうしても上手くゆかず、苛立ったシュンは前を引き裂いた。勢いでボタンがすべて弾け飛び、美海は恐怖に身体を強ばらせた。
「思ったとおりだ、何てキレイで大きいんだ」
ブラウスは最早、半ば引き裂かれた布きれと化し、前からは黒のブラが露わになっている。
しかし、美海には大きな誤算があった。男と女の力では、所詮、女の方がはるかに不利なのだ。
「ミュウ、愛してる。判ってくれ」
シュンの口づけが首筋に降るように落ちてくる。若さゆえか、性急な手が震えながらブラウスのボタンを外してゆく。二つめまでは何とか外せたが、三つめからはどうしても上手くゆかず、苛立ったシュンは前を引き裂いた。勢いでボタンがすべて弾け飛び、美海は恐怖に身体を強ばらせた。
「思ったとおりだ、何てキレイで大きいんだ」
ブラウスは最早、半ば引き裂かれた布きれと化し、前からは黒のブラが露わになっている。

