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君がため(教師と教育実習生)《長編》
第12章 しのちゃんの受難(七)
宗介の先端が、子宮口を押し開くかのような――そんな痛みに、目の前が白く爆ぜる。
手の甲を押し付けることで悲鳴を抑えて、深さゆえに生じる痛みを我慢して。朝からこんなハードな情事は辛い、と泣き言を噛みしめて。
「あぁ、小夜っ、ごめんっ」
「いっ、んんっ、く」
「止められないっ」
大丈夫。痛みは我慢する。あとで説教だけど。
私の体で気持ち良くなってくれるなら、それで構わないから。
でも、圧迫感がすごい……硬くて太くて、奥で出したいと貪欲で。
「小夜……小夜……イク」
ぐっと腰を掴んで、奥へ奥へと突き進んで、宗介は、恍惚の表情を浮かべて、果てた。
「はぁ、はぁ、っ、ごめん、小夜」
私も荒く呼吸をしながら、宗介の行動を追う。
足を投げ出してぐったりとした私から肉棒を引き抜いて、ティッシュで後始末をしたあと、起き上がろうとした私を笑顔で押し倒して、宗介は。
「我慢、できなかった……順番が逆になってごめん。いっぱいイカせてあげるから、気持ち良くなって」
しとどに濡れた蜜口と花芽に、指を何本か宛がって――宗介はまた、私を、追い詰め始める。
「気を失うまで、貪ってあげる」
宗介の真剣な視線に、彼の本気度を確認して、私は青ざめながらようやく叫んだ。
「朝から、これは、しんどいっ!!」
もちろん、盛りのついた野獣には聞こえていなかったのか……拒絶はすべて、無駄だったのだけれど。