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君がため(教師と教育実習生)《長編》
第12章 しのちゃんの受難(七)
宗介の冷たい指がブラのカップの上のあたりを引き下げ、胸の下のあたりで留める。
それだけ形を変えたらブラが傷んでしまうと思っても、硬く勃った先端がキャミソールに擦れて、その甘い刺激に腰が揺れる。
やだ、もっと触って欲しい。
「ここでする?」
「ベッドか、ソファがいい……っあ」
「じゃあ、ソファ」
キッチンから離れ、半ば引きずられるような形でリビングへ向かう。
ボタンを外したシャツをソファに敷いて、宗介とソファに倒れ込む。
大きくはないソファに二人で寝転ぶと、手か足はプラプラと空に浮いてしまうけれど、構わない。
抱き合うと、素肌の感触が気持ちいい。
「小夜はやっぱり赤が似合う」
耳介に舌を這わせながら、宗介は笑う。
ルビーのピアスは、ずっとつけたままだ。替える気が起きないほど、私の耳にしっくり馴染んでいる。
「脱いで」
足にぴったりフィットしたクロップドパンツは脱がせにくかったのか、宗介が困ったような顔でお願いしてくる。
仕方がないなぁと呟いて、宗介の肌の下でショーツ一枚になる。
その間に宗介もズボンを脱いで、避妊具をソファの近くに置く。