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君がため(教師と教育実習生)《長編》
第12章 しのちゃんの受難(七)
「きれい」
「宗介も、鍛えてる?」
「一応ね。大学でもサッカーやっていたし、ジム通いもしていたから」
道理で筋肉質なんだなと、胸板とお腹周りをペタペタ触る。
少し汗ばんだ肌が、私の肌に吸い付いてくる。
「触って」
宗介に促されるまま、ボクサーパンツに手を伸ばす。
熱く硬い宗介の雄が、触ってもらいたそうにひくひくと動いている。
凶悪なまでの快楽をもたらしてくれる熱杭は、私の中ではかわいい存在となっており、好ましいとさえ思っている。
宗介の先端から先走りの液が漏れ出たのか、ボクサーパンツの上のあたりが湿っている。触ると、少しヌルヌルしている。
ボクサーパンツの中に上から手を入れて、しっとりと熱を持ち、私の中で暴れたいと主張する肉棒の先端を親指で擦る。
ヌルリと蜜が零れ出て、私の指を汚すけれど、そのまま鈴口に指を這わせる。
「……っ、気持ちいい、小夜」
ヌルヌルした指が亀頭をいじめるたび、宗介の腰と体がびくびく脈打つ。
もう片方の指で、熱く滾った茎の部分を上下に扱くと、さらに蜜が溢れ出てくる。
すくって舐めたい衝動を必死に抑えていたから、宗介の指がキャミソールをめくり上げ、さらにショーツの上に移動したことに気づかなかった。
「小夜も気持ち良くなろうね」
胸の頂きとショーツの下の花芽に同時に刺激を与えられ、私の体は、一気に高みへと連れて来られる。
「ひゃああっ!」
乳首を甘く噛まれ、ショーツごと陰核を摘まれ、蜜口にも指を宛てがわれ、情欲に濡れる視線で犯される。
抗いようのない快楽に、ただただ、溺れるだけ――。