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君がため(教師と教育実習生)《長編》
第12章 しのちゃんの受難(七)

 唇で肉芽が甘く食まれる。舌とは違う柔らかさに、腰が揺れる。
 そんなに優しくしないで。強く、激しく、酷くして。
 焦れったくて、死んじゃいそう。

「好き、すき、そーすけ、っああ!」
「っあー、いいね、それ。もっと言って」
「すき?」
「そう。そしたら、まずは指でイカせてあげる」

 やだ、恥ずかしい。
 好きだってわかっているのに、言わされるなんて恥ずかしい。
 恥ずかしいけど。恥ずかしいのに。

「そーすけっ、すきっ!」
「うん」
「好きっ、あああっ! 好き、ぃっ」
「うん」

 言ったら宗介は喜ぶし、私にも快楽が与えられるのだから、恥ずかしさを頑張って抑える。
 ぐりぐりと指が肉襞を擦る。さっきよりもずっと強く。ずっと深く。
 誘発されるまま、少しずつ膣内の締め付けも強く深くなってくる。

「そー、あっ、ふ、んっ」
「小夜、言って」
「あっ、す、きっ」
「うん」
「きもち、い、っあ、いい、っ」

 ベロリと花芽が舐め上げられる。腰が震えるほどに気持ちいい。目の前がチカチカする。
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