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君がため(教師と教育実習生)《長編》
第12章 しのちゃんの受難(七)
「おいで、小夜」
言葉一つで昇らされる。悔しいのに、波が止められない。どんなに抗ったところで、大波に飲み込まれるだけ――。
「ッあああ!!」
押し寄せる悦びの波にさらわれるままに、宗介の指を締め上げる。ひくひくと膣壁が収縮し、体が快感にうち震える。
快楽を享受したあとは、一気に体が弛緩していく。波が静かに引いていく。
「っあ……ふ、……う」
ハァハァと荒い呼吸を繰り返しながら、倦怠感に身を委ねる。
視界の隅で、宗介が指を咥え、舐め、蜜を吸いとっているのが見えた。
「じゃあ、もっと気持ち良くなろうね、小夜」
ヌルヌルと蜜口で宗介の先端が擦られる。避妊具にしっかり愛液をまとって、宗介の硬くて熱い肉杭が――。
「っああぁあ!!」
一気に、奥まで挿入(いれ)られる。
イッたばかりの膣内に、容赦なく楔が打ち込まれ、悲鳴が出る。襞が擦れ、貪欲にまた快楽を求め始める。
苦しくて、しんどくて、気持ちいい。