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君がため(教師と教育実習生)《長編》
第16章 しのちゃんの受難(十)
「あぁ、小夜、奥に……奥に出したい」
「あ、っふ、ん、んっ、いい、よっ」
いいよって言ったけど、宗介、ゴムつけた……?
中に埋め込まれた熱が避妊具付きかどうかなんてわからないくらいに、どろどろにとろかされている。
「小夜、小夜……好き」
「そ、す、っあ! やっ!」
「あぁ、ダメ、イキそう……中に、中に出すよ」
うっすらと汗が浮き出る宗介の肌。
眉間に眉を寄せて、宗介はうわ言のように何かを呟く。
繋がった部分に皮膜があるかなんて確認できないのに、体を捩ることも、抜け出すこともできなくて、私は絶望する。
けれど、体は本能的にそれを受け入れたのか、悦んだのか、一気に高みへ連れてこられる。
「だっ、め、そう、っ!」
「小夜っ」
「あっ、ああ! ああぁあっ!」
「俺も、イク……受け止めて、小夜」
それは受け止められないっ! ばかっ!
私の膣内がぎゅうと宗介を締め上げて、強く強く収縮する。
激しい快楽の波が、私を言葉ごと飲み込んで、うねる。
宗介の肉棒が最奥で張り詰める。
膣襞のうねりに抗うことなく、宗介は腰を震わせて、そのまま果てた。