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誰よりも君を愛する
第17章 友達

良雄に肩を抱かれみんなに挨拶をして帰路についた亜矢子はションボリしていた。
『亜矢子大丈夫か?お風呂入れたからササッと入っちゃォ(笑)』
一緒にお風呂に浸かりながら亜矢子は謝った。
『今日はごめんなさい‥お友達の前で怒鳴ったりして‥旦那様に恥をかかせてしまいました。』
『みんな気にしてないよ‥僕は亜矢子が庇ってくれて嬉しかったけどね‥(旦那様は~しゅごいんでしゅ~)って。(笑)』
『あーもー止めて下さいっ』
亜矢子は真っ赤になって耳を塞ぐ。
『僕ってそんなにスゴい?ね、スゴいの?なにが?どの辺が?(笑)』
『やだやだ~っ‥だって、だって旦那様がバカにされてると思ったんだもんっ‥』
良雄は亜矢子をギュウーッと抱きしめた。
『ありがとな亜矢子‥本当に嬉しかったよ‥』
『旦那様が怒ってなくて良かったあ‥ところで沢山の女性に散々ヘラさせたってどういう意味ですか?』
『アハハッ‥ヘラじゃなくてフェラね(笑)亜矢子は知らなくても良いこと!』
『知りたい。皆さんが知ってるのに自分だけ知らないなんて‥』
美波が言った事は事実だ。今まで女性を大事にした事もなけりゃ惚れた記憶もない。
いや‥惚れた女性じゃないから大事にしなかった。
射精するだけの冷めた関係しか作って来れなかった。
『知りたいです!』
『えっと‥フェラって(フェラチオ)の事だよ‥わかった?』
亜矢子は首を横に振った。
母娘二人暮らしでは知らないかもしれない。男っ気でもあればもしかしてエロ本でも目にしたかも知れないが‥
『僕が亜矢子のクリペニスを毎日ペロペロするだろ?それの反対だよ‥亜矢子はしなくても良いことなの!』
『沢山の女性に散々してもらったんですよね?じゃあ私もしたいです。だって妻ですからっ』
『へっ?!』

