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禁断背徳の鎖外伝・遅咲き桜-
第3章 孤独-切れない葛藤
「・・・はぁ……」
流石に今日はもう遅い、幾ら観光地と言えども、平日の夜にそこまで遅く営業しているとは思えない。
それに、観光ガイドもよく見ていない…
じっくり見てから、良い場所を選ぼうと思う。
とは言え、余計な考えで沸き起こった欲望…
このまま苛々とするのも・・・
「仕方・・ありませんね・・」
自身を抑える何時もの手…
シャワーを使ってから、寝ようと思っていたから丁度良い…
このホテルはバスルームは別、ユニットながらも多少広めに作ってある…
これなら何とか落ち着けそうだ。
「・・ふぅ……」
手早くシャワーを浴び、ボディーソープを流した後、徐に自身のモノに手を掛ける・・
「はぁぁ・・」
考えに耽っていたせいか、私の肉棒は軽く欲情し勃ち上がっていて……
こういう時、思い出すのはあの動画…
吉田春夫を罠に掛ける為に、美紀様が取った芝居。
柔らかそうな唇で、男の肉棒にしゃぶり付き、自ら脚を広げ秘裂を見せながら誘う仕草・・
「くっっ・・はぁっ!」
自分の身体だ、どこをどう責めれば一番効果的に快感を得るかなど、手に取るように分かる。
根元から順に先端へ…
亀頭と窪みの部分を集中的に扱けば、湧き上がって来る射精感・・
「はぁ‥はぁ‥あぁ‥‥」
目を瞑り、あの動画を思い出しながら自慰行為に耽る…
この数年、私はこうして暴走しそうな欲望をやり過ごして来た。
射精感を我慢しながら快感を得、硬く反り勃った肉棒を扱く手が止まらない…
何時もシャワー中なのは、声を抑える為と、お湯の温かさでも良いから、少しでもぬくもりが欲しいが為。
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