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短編集!クリスマス!クリスマス
第2章 堕散る
くるくると伸ばしてツリーに装着すると、先端に星、幹部分が緑に赤のドット柄で、本当にツリーのようだった。
「さあさあサンタさん、上手にトナカイを乗りこなして走らせてくれよ。
これは店からトナカイへのプレゼントだ。」
紙幣で作られた角付きのカチューシャが最下位ホステスに付けられる。
「あははっ、尻から酒が回ったんやなぁ。赤鼻のトナカイや〜」
おやっさんが笑いながら首に鈴を掛ける。
「ほな、サンタに操縦されて走りなや〜
好きに鳴いていいんやで〜」
ぐったりとしているトナカイホステスの腕を、ツリーを反りたたせるサンタが掴み、上体を起こさせながら、ツリーをトナカイの体に沈めていった。
はぅうぅ…んはぁああ…
「おしおし、好きに鳴いて盛り上げておくれや〜」
他の客たちは自分の席に戻っていき、トナカイが練り歩くのを待ち構えていた。
サンタコス、天使コス、ツリーコスのホステスたちも、
今宵を楽しみ客についた。
「さあさあサンタさん、上手にトナカイを乗りこなして走らせてくれよ。
これは店からトナカイへのプレゼントだ。」
紙幣で作られた角付きのカチューシャが最下位ホステスに付けられる。
「あははっ、尻から酒が回ったんやなぁ。赤鼻のトナカイや〜」
おやっさんが笑いながら首に鈴を掛ける。
「ほな、サンタに操縦されて走りなや〜
好きに鳴いていいんやで〜」
ぐったりとしているトナカイホステスの腕を、ツリーを反りたたせるサンタが掴み、上体を起こさせながら、ツリーをトナカイの体に沈めていった。
はぅうぅ…んはぁああ…
「おしおし、好きに鳴いて盛り上げておくれや〜」
他の客たちは自分の席に戻っていき、トナカイが練り歩くのを待ち構えていた。
サンタコス、天使コス、ツリーコスのホステスたちも、
今宵を楽しみ客についた。