この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
短編集!クリスマス!クリスマス
第4章 写性
クリスマス。
アメリカでのそれは、ファミリーカラーいっぱいのイベントだ。
カップルで過ごすという雰囲気より家族や友人と共にホームパーティーを開くところが多い。
聞けばJBは昨年まで招待される側の立場で、招待されない年は、レストランのクリスマスパーティーイベントに参加していたという。
今年は、自分たちがパーティーを企画してお世話になった人をお招きしたいと、早いうちから話していた。
私はグレン夫妻とトム、出版社のスタッフ、
二人はお父様家族も招きたかったらしいが、いずみさんが臨月なので叶わなかった。
二人はレストランのオーナーや職場関係の親しい友人と20名近くのパーティーとなった。
ホームパーティー自体が初めてだったが、私は天ぷらとだし巻き卵の用意だけすればよいと言われてホッとした。
12月になると樅の木が来る。植木鉢で天井につくほどの大きなものだった。
それは、週末にやってきた。JBが二人でトラックを借りて出かけ、荷台に乗せて帰ってきたのだ。
何も飾られていない樅の木に私は子供のように興奮した。
アメリカでのそれは、ファミリーカラーいっぱいのイベントだ。
カップルで過ごすという雰囲気より家族や友人と共にホームパーティーを開くところが多い。
聞けばJBは昨年まで招待される側の立場で、招待されない年は、レストランのクリスマスパーティーイベントに参加していたという。
今年は、自分たちがパーティーを企画してお世話になった人をお招きしたいと、早いうちから話していた。
私はグレン夫妻とトム、出版社のスタッフ、
二人はお父様家族も招きたかったらしいが、いずみさんが臨月なので叶わなかった。
二人はレストランのオーナーや職場関係の親しい友人と20名近くのパーティーとなった。
ホームパーティー自体が初めてだったが、私は天ぷらとだし巻き卵の用意だけすればよいと言われてホッとした。
12月になると樅の木が来る。植木鉢で天井につくほどの大きなものだった。
それは、週末にやってきた。JBが二人でトラックを借りて出かけ、荷台に乗せて帰ってきたのだ。
何も飾られていない樅の木に私は子供のように興奮した。