この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
短編集!クリスマス!クリスマス
第4章 写性
「Sae?」
二人から突然抱きしめられる。
「なぁに?」
「ホームシックになっちゃった?」
「なんで?」
「涙が…」
二人に涙を拭いてもらう。
いつの間にか泣いていたんだ。アメリカに来て、振り返る余裕もなくひたすら走り続けてたから…
「これにする。」
「Sae〜全然クリスマスらしくないよ?」
「Saeにとっての一年のイメージなんだからいいじゃない。」
「うん、そうだな。」
こうして家に帰って飾り付けを始めた。
「やっぱり寂しくないか?」
「いいのいいの!!」
早速、チョコのオーナメントを開けて、過ぎてしまった日の分を開けた。
そして、明日からは私ルールで三人でチョコを分け合うことにする。
オーナメントが数字とそれとを両手に抱えているのが、欲張りで私みたいだと二人は笑う。
こうして1日1日を楽しみに待つのだ。
やはりお屋敷でのクリスマスの思い出がふと甦る。
誕生日より楽しみにしていたこと、お父様がサンタクロースだとかなり大きくなるまで気づかなかったこと…
三人での、アメリカでのクリスマスを楽しみに過ごした。
二人から突然抱きしめられる。
「なぁに?」
「ホームシックになっちゃった?」
「なんで?」
「涙が…」
二人に涙を拭いてもらう。
いつの間にか泣いていたんだ。アメリカに来て、振り返る余裕もなくひたすら走り続けてたから…
「これにする。」
「Sae〜全然クリスマスらしくないよ?」
「Saeにとっての一年のイメージなんだからいいじゃない。」
「うん、そうだな。」
こうして家に帰って飾り付けを始めた。
「やっぱり寂しくないか?」
「いいのいいの!!」
早速、チョコのオーナメントを開けて、過ぎてしまった日の分を開けた。
そして、明日からは私ルールで三人でチョコを分け合うことにする。
オーナメントが数字とそれとを両手に抱えているのが、欲張りで私みたいだと二人は笑う。
こうして1日1日を楽しみに待つのだ。
やはりお屋敷でのクリスマスの思い出がふと甦る。
誕生日より楽しみにしていたこと、お父様がサンタクロースだとかなり大きくなるまで気づかなかったこと…
三人での、アメリカでのクリスマスを楽しみに過ごした。