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短編集!クリスマス!クリスマス
第4章 写性
「えっ?」
いつから二人のうち、どちらかを選ぶという話になってしまったのだろうか…
ボブが私の手を引いて、自分のポケットに導く、そこにも小さな箱があり、私はそれを開けさせられる。
そこには、同じデザインで白の、多分ダイアモンドのリングが出てきた。
刻印は、
「途切れることのない愛を…ジョンから沙絵へ」
あっ…
「僕「俺たちの気持ち、わかってる?」」
二人から見つめられる。
「どちらかを選ばなきゃいけないの?」
「いや、そのくらいのつもりでいて欲しいんだよ。」
「俺たちが元々カップルだから、都合よくってことじゃなく、セットじゃなく、一人一人も愛して欲しい。」
「うん…」
「僕たちは、Saeを選ぶために、別れるか、Saeを諦めて一緒にいるか、
はたまた、相手にSaeを譲って身を引くかと考えたんだ。」
「結果、三人で一緒にいるって答えが出たけどね。Saeがどっちも選ばないんじゃなく、どっちも選んで欲しいんだよ。」
「うん…」
「だから、プロポーズした。」
「ジョンも、ボブも、愛してる。ずっと一緒にいてください。」
二人からキスをもらい左の薬指に指輪が填められる。
いつから二人のうち、どちらかを選ぶという話になってしまったのだろうか…
ボブが私の手を引いて、自分のポケットに導く、そこにも小さな箱があり、私はそれを開けさせられる。
そこには、同じデザインで白の、多分ダイアモンドのリングが出てきた。
刻印は、
「途切れることのない愛を…ジョンから沙絵へ」
あっ…
「僕「俺たちの気持ち、わかってる?」」
二人から見つめられる。
「どちらかを選ばなきゃいけないの?」
「いや、そのくらいのつもりでいて欲しいんだよ。」
「俺たちが元々カップルだから、都合よくってことじゃなく、セットじゃなく、一人一人も愛して欲しい。」
「うん…」
「僕たちは、Saeを選ぶために、別れるか、Saeを諦めて一緒にいるか、
はたまた、相手にSaeを譲って身を引くかと考えたんだ。」
「結果、三人で一緒にいるって答えが出たけどね。Saeがどっちも選ばないんじゃなく、どっちも選んで欲しいんだよ。」
「うん…」
「だから、プロポーズした。」
「ジョンも、ボブも、愛してる。ずっと一緒にいてください。」
二人からキスをもらい左の薬指に指輪が填められる。