この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
LOVE JUICE
第1章 電車で感じてごめんなさい

『ふふっ…』
サラリーマンの男は小さく笑って私の耳元に手を伸ばした。
「キャッ……」
何事かと思い小さく悲鳴をあげる。私の耳に、もう片方のイヤフォンをさしこむ。
『ずっとこうされたかったんだろ、こんな濡らして』
(えっ?!)
聞こえてきた音声に驚き男の方を見上げると口角を少しあげ、スマホの画面をこちらへ向けた。
覗き込むとそこには今と同じような満員電車が映っていた。
(これ…痴漢モノのアダルト動画……?)
『痴漢されて感じてんだろ』
クイッ
「あっ…はぁ……」
(動かさないで…!)
『こんな頬赤くして目ぇ潤ませて』
必死に抵抗しようと男を睨むがその度に腿を押し付けられる。
(やだやだやだ…ちょうどそこ……当たって気持ちいい…)
画面の中の女性はスカートを捲られ下着の中に手を入れられ弄られている。クチュクチュなんて音では済まされない、もっと激しい水音が片耳に届く。
男は膝から腿にかけてを擦るように動かしてくる。
『真面目そうな顔してんのになぁ』
(もうやめて…)
不意に男は動きを緩めた。とはいってもまだゆるゆると前後に動かしてはいるが。
『こんなに濡らして…周りの人にばれちゃうよ?ねぇ、イキたい?イキたいんでしょう?』
男はこちらを楽しそうに微笑みながら見ている。悔しい、悔しいのに……
(あぁ、私、気持ちいいこと、好き…イキたいよぅ……)
画面の中の痴漢は中に入れている指をさらに激しく動かし、女性を快楽へと誘おうとしている。
(イキたい…私も……)
サラリーマンの男は小さく笑って私の耳元に手を伸ばした。
「キャッ……」
何事かと思い小さく悲鳴をあげる。私の耳に、もう片方のイヤフォンをさしこむ。
『ずっとこうされたかったんだろ、こんな濡らして』
(えっ?!)
聞こえてきた音声に驚き男の方を見上げると口角を少しあげ、スマホの画面をこちらへ向けた。
覗き込むとそこには今と同じような満員電車が映っていた。
(これ…痴漢モノのアダルト動画……?)
『痴漢されて感じてんだろ』
クイッ
「あっ…はぁ……」
(動かさないで…!)
『こんな頬赤くして目ぇ潤ませて』
必死に抵抗しようと男を睨むがその度に腿を押し付けられる。
(やだやだやだ…ちょうどそこ……当たって気持ちいい…)
画面の中の女性はスカートを捲られ下着の中に手を入れられ弄られている。クチュクチュなんて音では済まされない、もっと激しい水音が片耳に届く。
男は膝から腿にかけてを擦るように動かしてくる。
『真面目そうな顔してんのになぁ』
(もうやめて…)
不意に男は動きを緩めた。とはいってもまだゆるゆると前後に動かしてはいるが。
『こんなに濡らして…周りの人にばれちゃうよ?ねぇ、イキたい?イキたいんでしょう?』
男はこちらを楽しそうに微笑みながら見ている。悔しい、悔しいのに……
(あぁ、私、気持ちいいこと、好き…イキたいよぅ……)
画面の中の痴漢は中に入れている指をさらに激しく動かし、女性を快楽へと誘おうとしている。
(イキたい…私も……)

