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サキュバスちゃんの純情《長編》
第12章 性欲か生欲か
「だって、セックスのバリエーションが増えるじゃん?」
「だからって、そこは!」
「ここ?」
「ちょっ! 湯川先生っ!?」
二回も触った! 酷い!
湯川先生もニヤニヤと笑っている。本当に酷い人たちだ。私の体を何だと思っているのか。玩具じゃないのに!
ザブンと湯船に翔吾くんも入る。乳白色の湯が湯船の外へと落ちる。三人で入ると少し窮屈だったのか、翔吾くんは半身浴用の段差に腰掛け、私を背後から抱きすくめた。
「そろそろ交代してよ、望さん」
「はいはい、わかってるって」
翔吾くんが背後から私の乳房をぎゅうと掴み、その頂きを指で摘む。甘やかな刺激に思わず膣内が収縮すると、湯川先生が私の足を持ち上げながら「締めないで」と笑う。
左足が湯船の縁に引っ掛けられて、右の太腿を先生がしっかりと持つ。ゆっくりと腰を進められると、座っていたときよりも深いところで先生の先端を感じる。
腰が浮いた不安定な体勢に、翔吾くんの腕をしっかりと握るけれど、その不安感が逆に体を熱くする。
「あっ、やぁっ」
「あかり、わかる? 望さんと繋がってるの、丸見えだね」
少し視線を動かすだけで、確かに湯川先生の太くて硬い肉杭が私の中に出入りしているのがはっきり見える。赤黒く怒張したそれが出入りするたび、体が揺れる。
翔吾くんの言葉に、先生がゆっくり見せつけるように抽挿を始めたので、なおさら恥ずかしさが煽られる。
「やだ、はずか、しっ」
「ほら、ちゃんと見て。望さんが気持ち良くさせてくれるんだから」