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サキュバスちゃんの純情《長編》
第12章 性欲か生欲か
翔吾くんの言葉に、いちいち体が反応してしまう。きゅうと中が収縮するたび、湯川先生の顔が色っぽく歪み、甘い声が漏れる。
「あっ、あ、っ、ん」
「ね、あかり。俺と望さんの、どっちが好き?」
「そんな、の、決められ、なっ」
「両方好きなの? あかりは欲張りだなぁ」
二人は別に示し合わせて連携しているわけではないと思う。ただ、私の体を知り尽くしている二人だからこそ、何も言わなくてもわかる、通じる部分があるのだろう。
翔吾くんが私の耳を犯し、先生が私の中を犯す。こんな背徳的なプレイ――悪くない。
「あかり、中は気持ちいい?」
「んっ、きもち、いっ」
「さっきは俺のを咥え込んでいたのに、あかりのそこはやらしいね。今度は望さんのを咥えて離さないなんて」
「っ、あ……ダメ、んんっ」
手のひらで柔らかく胸の突起を撫でて転がされると、もっと強い刺激が欲しくなる。中ももっと激しく打ち付けて欲しくなってくる。
――ダメだ、二人に昇らされてしまう。
「あかりは中に何が欲しいの?」
「あぁっ、ふ……せ、えき」
「欲しいもの、言って? 望さんの何が欲しいの?」
翔吾くんの言葉に煽られているのは私だけではない。湯川先生の抽挿が徐々に激しくなってくる。彼ももう、限界のはずだ。
「あかり、言ってごらん? 望さんの何が欲しいの?」
「せい、えきっ、あぁっ」
「精液がどこに欲しいの?」
「なかっ、中に、ほし――っ、ダメ、来ちゃっ」