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サキュバスちゃんの純情《長編》
第15章 小咄(二)

【双子】

「……またパスタ? たまには和食が食べたいな、俺」
「嫌なら食うなよ」
「嫌じゃないよ。食べるよ。でも、あかりの手料理が恋しいなぁ」
「……わかったよ。夕飯は和食にしてやるから」
「っしゃあ!」

 自分で作るという選択肢はない翔吾。そんな翔吾に甘い健吾。

「親子丼……」
「和食だろ?」
「親子丼は和食なの?」
「和食」
「……和食かぁ。炊き込みご飯とかが良かったなぁ」

 でも、「美味しい」と食べる翔吾に、「だろ?」と笑う健吾。仲良し。


◆◇◆◇◆


【双子】

「健吾さぁ、彼女早く作ってよ」
「今はダメ」
「今? 何がダメなの? 何でダメなの?」
「……コスプレが楽しいから」
「なんっ!? 何それ!? 聞いてない!!」
「言ってないから」
「えっ、あかりと!? 何それ、ちょー羨ましいんだけど! 羨ましいんだけどっ!!」
「じゃあ、翔吾もすれば? あかりさんは結構ノリノリでしてくれるよ」
「……ナース服も?」
「うん」
「スク水も!?」
「うん」
「メイド服も!?」
「うん。あかりさんのロング、かわいかったよ」
「何言ってんの!? メイド服はミニスカでしょ!?」
「ロング以外は邪道」
「ミニスカ一択!」

 双子であっても趣味は違う二人。
 健吾こそ、結構ノリノリでプレイを楽しんでいるようである。

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