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罪の秤
第7章 結愛
ヒクッ…ズッ…
「あれ?悪いこと言った?」
ズッ…
「ううん。なんか、嬉しくて…」
「じゃ、今日急いで区役所いかないと!逃げられないように…」
チュッ…
「もぉ!見てるでしょ!!」
「あっ!!」
その日は、区役所で用紙を貰い、ジュエリーショップで結婚指輪を注文、写真館でレンタルドレスの予約をしたりと、バタバタしていたが、楽しい1日だった。
そして、すべての準備が終わった9月大安吉日に、私と康太は、友達や康太の同僚、上司に祝福され、無事式をあげた。