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第1章 松川 千鶴 17歳の体験談

「しょうがない、行くか。」
「あっ、きみっ！ちょっと！！」

手を急に捕まれて…

「いやっ！！」

思わず…

「えっ？」
「あっ、すいません！間違えて。」
「スカート。なんか汚れてる！」

言われて、スカートを回してみたら…

「えっ？なにこれ？！」

スカートになんか白っぽいのついてる…

「ねっ、もしかして痴漢されてた？」

コクンッ…

「これ、あれだね。俺、経験あるし。」
「痴漢の？」
「ち、ちがっ！俺じゃない！そうじゃないけど…。」

その人と一緒に、駅員室？見たいなとこいって濡らしてくれたタオルで一生懸命拭いた。