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狂気な男
第3章 【Case3】大竹 理奈 6歳
「おじさんも猫好き?」
「…。」
「うち飼いたいけど、ママが猫アレルギーだから…。」
「…。」

ふたりで少しの間、猫を見てた。

そのおじさん立ち上がって、段ボールの蓋を閉めた。

「どうして閉めるの?可哀想だよ。」
「閉めとけば、カラスとかに攻撃されん。弱ってるし。俺んとこ、アパートだから。じゃ。」

おじさん歩いてったから、私も後ろに付いてった。

「なに?」
「おじさんのソレ、プリキュア?新しいのだよね?」
「…。」
「おじさんもプリキュアが、好きなの?理奈もね、好きなの!でも、ママは、ケチだから、買ってくれない。」
「く…る?」

頷いて、私は、おじさんと手を繋いで歩いていった。

もう、遊ぶ約束をしたことなんか、忘れていた。頭の中は、新しく始まったプリキュアの事でいっぱいだった…。
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