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赤い靴…
第1章 【Case1】小林 愛 4歳

それから、数日後。
仕事が、休みになって、朝から公園へ行った。
ザッ…ザッ…
「まなちゃん?」
「あっ、おじちゃん先生!」
「いつもの煙草、見せてー!」
ベンチに座って、煙草をふかしながら、わっかを作った。
「まなちゃんねぇ、今までお風邪ひいてたの。」
「なんだ、風邪だったのか。まなちゃん?」
「ん?ひとりで遊ぶ時は、知らない人には、ついてっちゃ駄目だよ?」
「うんっ!あっ!ママだ!ママーーッ!!」
まなちゃん、走って公園を出ていった。
「さっ、俺も帰るか。」
ひとりも居なくなった公園では、誰も乗っていないのにブランコがキィーキィー音を立てて揺れていた。
仕事が、休みになって、朝から公園へ行った。
ザッ…ザッ…
「まなちゃん?」
「あっ、おじちゃん先生!」
「いつもの煙草、見せてー!」
ベンチに座って、煙草をふかしながら、わっかを作った。
「まなちゃんねぇ、今までお風邪ひいてたの。」
「なんだ、風邪だったのか。まなちゃん?」
「ん?ひとりで遊ぶ時は、知らない人には、ついてっちゃ駄目だよ?」
「うんっ!あっ!ママだ!ママーーッ!!」
まなちゃん、走って公園を出ていった。
「さっ、俺も帰るか。」
ひとりも居なくなった公園では、誰も乗っていないのにブランコがキィーキィー音を立てて揺れていた。

