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赤い靴…
第1章 【Case1】小林 愛 4歳

「あの、なんか会ったんですか?」
「いえね。なんか、小さな女の子が…」
「乱暴されて…」
「首を…」
野次馬らしき人が、口々に話してるのが、耳に入った。
¨まなちゃん、か?変質者か?俺もか!¨
なに、自分で自分を突っ込んでんだ。
「犯人って?」
「捕まったみたいね。」
¨俺じゃなかった。当たり前か。俺、ここにいるし。¨
なんとか、家に戻り、テレビをつけた。
>では、次のニュースです。7月7日、宇津木市の…
俺が今住んでるとこだ。
>遠藤伊織ちゃん、4歳は…
¨まなちゃんじゃ、なかった。¨
「いえね。なんか、小さな女の子が…」
「乱暴されて…」
「首を…」
野次馬らしき人が、口々に話してるのが、耳に入った。
¨まなちゃん、か?変質者か?俺もか!¨
なに、自分で自分を突っ込んでんだ。
「犯人って?」
「捕まったみたいね。」
¨俺じゃなかった。当たり前か。俺、ここにいるし。¨
なんとか、家に戻り、テレビをつけた。
>では、次のニュースです。7月7日、宇津木市の…
俺が今住んでるとこだ。
>遠藤伊織ちゃん、4歳は…
¨まなちゃんじゃ、なかった。¨

