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妊娠覚悟の初体験
第4章 裁判
「何とか臭いメシを食わずにすんだわね」
奈津美が男に言った。
「まさか、あんたと援交する女にタレコミするヤツがいるなんて驚きだわ。あんたキッチリとギャ…カンパしてくれるからね。助けたくなかったけど、まだまだあたし金が必要だし」
「せっかく豚箱の中でタダ飯とタダ医者かまそうと思っていたのにお前らのせいでおじゃんになってしまったよ」
「実を言うと……石田さん。今回のタレコミは京子がしたそうなの」
静香が切り出した。
「……ほう…裏取りとったのか?」
「そんなことしなくてもわかんのっ! 彼女……志望校おっこっちゃったのよ」
どうやら男は定期で援交していた京子にタレコミをされたようだが、匿名なので彼女は被害届を出していなかった。
男は受験シーズンになると受験生たる少女とは連絡を取らなかった。
そのくらいの気遣いはしていたのだが……
奈津美が男に言った。
「まさか、あんたと援交する女にタレコミするヤツがいるなんて驚きだわ。あんたキッチリとギャ…カンパしてくれるからね。助けたくなかったけど、まだまだあたし金が必要だし」
「せっかく豚箱の中でタダ飯とタダ医者かまそうと思っていたのにお前らのせいでおじゃんになってしまったよ」
「実を言うと……石田さん。今回のタレコミは京子がしたそうなの」
静香が切り出した。
「……ほう…裏取りとったのか?」
「そんなことしなくてもわかんのっ! 彼女……志望校おっこっちゃったのよ」
どうやら男は定期で援交していた京子にタレコミをされたようだが、匿名なので彼女は被害届を出していなかった。
男は受験シーズンになると受験生たる少女とは連絡を取らなかった。
そのくらいの気遣いはしていたのだが……