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剛 to 舞依
第2章 舞依の「剛 ing 舞依」イブ
あの日の前日の昼休み
私はA組の図書委員で仲の良い水原静香と
図書準備室で好きな小説や漫画の話に
花を咲かせていた
静香とはお互い人見知りで
本の好みも似ていて気が合い
気楽に話せる数少ない友達なのだ
「…ね、ね、今月号の『すく☆らぶ』見た?」
「見た見た~」
月刊少女漫画雑誌に連載中の『すく☆らぶ』は
地味な女の子が
憧れの天才イケメン生徒会長に近づく為に
図書委員になるという
私達が最も感情移入している話で
最近は逆に生徒会長から
アプローチされてしまっている
思わずキュンとなる展開なのだ
「…やっぱり最後の壁ドンが最高よね~」
「そうそう!実際あったら死んじゃうよ~」
「どれ?…プライベートの副会長になってくれないか…」
椅子に座ったまま静香は私の顔の横に手を突いて
漫画の台詞を放った
「…ん~イイ!…好きだ…」
今度は静香に壁ドン返しして二人悶える
小声の地味女子トーク…
「ね、潤様にされたらどーする?」
潤様はリアル生徒会長 小倉潤平3年生
イケメンでは無いけれど
私達の間では
漫画の生徒会長 早乙女潤と重ね合わせて
勝手に盛り上がっているのだ
「…駿河さん…好きだ…」
静香が私の顔横に手を突いて
潤様の声色で囁いた
「…潤様…私も…です…」
「…舞依ちゃん…」
「…ひゃっ!」
静香はそのまま私を抱き締め
胸へ顔をうずめてきた
「舞依ちゃんのオッパイ柔らか~い」
静香は顔をグリグリしてくる
「ばかー、それは『Peach boy』でしょ!」
『Peach boy』はちょっとエッチな漫画で
最新刊では図書室での壁ドンから
立ったままイロイロされてしまう場面がある
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