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剛 to 舞依
第5章 電車でゴー
助けて剛くん!
剛くん
…
剛くん?
…
あ、剛くんは私
いや
俺が伊澤剛だったんだ!
すっかり忘れてた~
何だ早く思い出してれば
怖い思いをしなくて済んだのに
となれば
まずはこの気持ち悪い痴漢の指を掴んで
スカートの外に引きずり出し
指を逆方向にねじ曲げる!
全く!
俺の舞依に手ェ出しやがって!
フザケた野郎だ!
許さんぞ!!
「痴漢!」
って騒いでやってもいいが
もっと根本的にビビらせてやる!
指を掴み上げて
ミシミシ関節を軋ませると
頭の上の方で
「うっ!」
っと呻き声が聞こえた
さらに曲げながら下に引き下ろすと
呻き声が左耳元まで下りてくる
もう少しグイッと下げ
「コラァ!この指へし折ってテメエの鼻へ突っ込んで、脳の視床下部掻き出したろか!」
痴漢の耳元にドスを効かせて囁いた
「ご、ゴメンゴメン」
「アホゥ、『申し訳ありませんでした、もういたしません』だろーがっ!」
手の中で「ボキッ」と鈍い音がして
「あぁっ!」
痴漢の咆哮が車内に響いた
と同時に
電車が駅に止まりドアが開いたので
さらに指をゴリッと横に捩ってから
「今回はこれで勘弁したるわ」
と吐き捨てて放してやると
痴漢はうずくまりながら
人混みに流され降りて行った
ザマァみろ
アホンダラァ!
剛くん
…
剛くん?
…
あ、剛くんは私
いや
俺が伊澤剛だったんだ!
すっかり忘れてた~
何だ早く思い出してれば
怖い思いをしなくて済んだのに
となれば
まずはこの気持ち悪い痴漢の指を掴んで
スカートの外に引きずり出し
指を逆方向にねじ曲げる!
全く!
俺の舞依に手ェ出しやがって!
フザケた野郎だ!
許さんぞ!!
「痴漢!」
って騒いでやってもいいが
もっと根本的にビビらせてやる!
指を掴み上げて
ミシミシ関節を軋ませると
頭の上の方で
「うっ!」
っと呻き声が聞こえた
さらに曲げながら下に引き下ろすと
呻き声が左耳元まで下りてくる
もう少しグイッと下げ
「コラァ!この指へし折ってテメエの鼻へ突っ込んで、脳の視床下部掻き出したろか!」
痴漢の耳元にドスを効かせて囁いた
「ご、ゴメンゴメン」
「アホゥ、『申し訳ありませんでした、もういたしません』だろーがっ!」
手の中で「ボキッ」と鈍い音がして
「あぁっ!」
痴漢の咆哮が車内に響いた
と同時に
電車が駅に止まりドアが開いたので
さらに指をゴリッと横に捩ってから
「今回はこれで勘弁したるわ」
と吐き捨てて放してやると
痴漢はうずくまりながら
人混みに流され降りて行った
ザマァみろ
アホンダラァ!