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おにいちゃん、おしえて。
第10章 おにいちゃんと、いっしょ。
脱力している清花の股間に、英司は顔を埋めた。
あの頃は甘酸っぱいだけだったが、今は酸味のある成熟した女の香りが鼻をくすぐる。
それを胸いっぱいに吸い込み、生えそろった陰毛の上から頬擦りした。
「あっ、やだ、おにいちゃん……」
そう言いながらも清花はだらしなく両脚を開き、もっと、とねだるようにそこを英司に差し出している。
清花の体を知っている奴は、他にもいるのだろうか。
ふと思い立った英司は、清花に尋ねた。
「他の男とセックスした?」
すると清花は、少し恥ずかしそうに「……うん。ひとり」と正直に答えた。
隠しごとはしたくない。
隼にずっと処女でないことを黙っていた心苦しさを思い出して、清花はつぶらな瞳を伏せる。
「……したのか……」
英司は、自分もしていたことだし、清花を責める権利など全くないことはわかっていたのだが、心がちぎれそうだった。
悲しそうな英司を見て、清花は「ごめんなさい……」と謝る。
「いや。謝らなくてもいいよ」
清花を抱いた男に、焼け付きそうな嫉妬心を抱きながら、英司は花びらをゆっくりと広げ、そこにねっとりとキスをした。
あの頃は甘酸っぱいだけだったが、今は酸味のある成熟した女の香りが鼻をくすぐる。
それを胸いっぱいに吸い込み、生えそろった陰毛の上から頬擦りした。
「あっ、やだ、おにいちゃん……」
そう言いながらも清花はだらしなく両脚を開き、もっと、とねだるようにそこを英司に差し出している。
清花の体を知っている奴は、他にもいるのだろうか。
ふと思い立った英司は、清花に尋ねた。
「他の男とセックスした?」
すると清花は、少し恥ずかしそうに「……うん。ひとり」と正直に答えた。
隠しごとはしたくない。
隼にずっと処女でないことを黙っていた心苦しさを思い出して、清花はつぶらな瞳を伏せる。
「……したのか……」
英司は、自分もしていたことだし、清花を責める権利など全くないことはわかっていたのだが、心がちぎれそうだった。
悲しそうな英司を見て、清花は「ごめんなさい……」と謝る。
「いや。謝らなくてもいいよ」
清花を抱いた男に、焼け付きそうな嫉妬心を抱きながら、英司は花びらをゆっくりと広げ、そこにねっとりとキスをした。