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おにいちゃん、おしえて。
第4章 おにいちゃんの、ひみつ。
清花は、さっきの場所をパンツの上から指で押してみた。
硬い豆のようなものがあった場所だ。
すりすりすり……といつものようにこすった後、力加減がわからずに、強めにぐりっとしてしまった。
「んッ!」
しまった!
英司がいるのに大きな声が……。
見つかってしまうんじゃないかという恐怖で心臓の鼓動が激しく打ち、清花はどうしよう、どうしようと、半ばパニックに陥った。
布団をぎゅっと握りしめ、耳をそばだてて英司の動きを確かめる。
……聞こえて、ない?
清花は、安堵に似た長い溜息をつき、今度は声を出さないようにしようと自分に言い聞かせて、甘美な行為の続きに取り掛かった。
そんな清花を、ベッドの上から眺める英司。
さっきから、清花の布団が何やら動いているような気はしていた。
室内は暗いが、ランプもつけているのに……
何か布団が擦れるような音がするなと思っていたら、今の声。
俺がここにいるのを知っていて……
清花は、オナニーをしているのか?
硬い豆のようなものがあった場所だ。
すりすりすり……といつものようにこすった後、力加減がわからずに、強めにぐりっとしてしまった。
「んッ!」
しまった!
英司がいるのに大きな声が……。
見つかってしまうんじゃないかという恐怖で心臓の鼓動が激しく打ち、清花はどうしよう、どうしようと、半ばパニックに陥った。
布団をぎゅっと握りしめ、耳をそばだてて英司の動きを確かめる。
……聞こえて、ない?
清花は、安堵に似た長い溜息をつき、今度は声を出さないようにしようと自分に言い聞かせて、甘美な行為の続きに取り掛かった。
そんな清花を、ベッドの上から眺める英司。
さっきから、清花の布団が何やら動いているような気はしていた。
室内は暗いが、ランプもつけているのに……
何か布団が擦れるような音がするなと思っていたら、今の声。
俺がここにいるのを知っていて……
清花は、オナニーをしているのか?