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おにいちゃん、おしえて。
第5章 おにいちゃん、みて。
清花は、英司が怒ってるように見えて、震える声で謝った。
まさか謝られるとは思わずに、英司は驚き、問い返す。
「何で謝るの?」
オナニーに罪悪感を持っているのか?
それなら、英司のほうが謝りたかった。
自分を信用してこの家に泊まっている清花を、性的な目で見ていた。
その上、さっきは居間で清花と交わっていることを想像して自慰に耽っていたからだ。
「おにいちゃんが怒ってるから……。それに、私、変なの……」
「俺は怒ってないよ。変って何?」
「怒ってない……?」
清花は、大きな瞳に涙をためながら、上目遣いで英司を見上げた。
「怒ってないって。それより、泣いてんじゃん。どうしたんだよ」
英司はベッドをおりて、清花の隣に座る。
すると、清花は自分の両手を股の間に挟んでいて、もじもじと腰を動かしていた。
「おしっこ行きたいの?」と英司が聞いたら、清花の顔が悲しげに歪んだ。
「ちがう。ちがうのに……パンツが濡れてるの。それに、なんか硬いのがあって……」
「硬いの?」
「おにいちゃん、見てくれる……?」
清花は、不安げに瞳を揺らしながら、英司に懇願する。
まさか謝られるとは思わずに、英司は驚き、問い返す。
「何で謝るの?」
オナニーに罪悪感を持っているのか?
それなら、英司のほうが謝りたかった。
自分を信用してこの家に泊まっている清花を、性的な目で見ていた。
その上、さっきは居間で清花と交わっていることを想像して自慰に耽っていたからだ。
「おにいちゃんが怒ってるから……。それに、私、変なの……」
「俺は怒ってないよ。変って何?」
「怒ってない……?」
清花は、大きな瞳に涙をためながら、上目遣いで英司を見上げた。
「怒ってないって。それより、泣いてんじゃん。どうしたんだよ」
英司はベッドをおりて、清花の隣に座る。
すると、清花は自分の両手を股の間に挟んでいて、もじもじと腰を動かしていた。
「おしっこ行きたいの?」と英司が聞いたら、清花の顔が悲しげに歪んだ。
「ちがう。ちがうのに……パンツが濡れてるの。それに、なんか硬いのがあって……」
「硬いの?」
「おにいちゃん、見てくれる……?」
清花は、不安げに瞳を揺らしながら、英司に懇願する。