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おにいちゃん、おしえて。
第6章 おにいちゃん、さわって。
かわいいな。こんなかわいかったっけ。
清花を、誰にもやりたくない。
この世代、高校3年生から見た中学1年生は、とても幼い存在だ。
逆も然りで、清花からしてみれば、英司はほとんど大人のようなものだ。
立ち上がった英司は、頑丈な塊と化した興奮の証を、清花の柔らかい下腹にぐりぐりと押しつけるようにして、小さな体を抱きしめた。
清花は思った。
私だけ、こんなにドキドキして、お兄ちゃんはいつもと変わらなくて。
何事にも動じていなくて、なんか、悔しい…。
シャワーを浴びて、たっぷりと入っている温かいお湯につかる。
清花が先に入り肩まで浸かると、英司も後に続いた。
ザブーンとお湯が溢れて、清花が笑う。
英司はその細くて白い肩を抱き寄せて、キスをした。
浴室に響く水音は、お湯だけではなく二人の咥内が絡む音も足される。
二人のはじめてのキスは、英司の家の浴槽の中。
苦しくなった清花が、英司の胸を両手で押した。
「ぷぁ…っ、お兄ちゃん、舌入れちゃダメだよ…」
「は? フツー入れるよ?」
「うそっ。騙されないよっ」
清花が見たことあるキスシーンは、ディズ○ー映画のプリンセスのキスとか、ドラマとか、唇が触れるだけのライトなもの。
幼なじみの少女は、キスが舌を絡め合うような行為だということを知らなかった。
清花を、誰にもやりたくない。
この世代、高校3年生から見た中学1年生は、とても幼い存在だ。
逆も然りで、清花からしてみれば、英司はほとんど大人のようなものだ。
立ち上がった英司は、頑丈な塊と化した興奮の証を、清花の柔らかい下腹にぐりぐりと押しつけるようにして、小さな体を抱きしめた。
清花は思った。
私だけ、こんなにドキドキして、お兄ちゃんはいつもと変わらなくて。
何事にも動じていなくて、なんか、悔しい…。
シャワーを浴びて、たっぷりと入っている温かいお湯につかる。
清花が先に入り肩まで浸かると、英司も後に続いた。
ザブーンとお湯が溢れて、清花が笑う。
英司はその細くて白い肩を抱き寄せて、キスをした。
浴室に響く水音は、お湯だけではなく二人の咥内が絡む音も足される。
二人のはじめてのキスは、英司の家の浴槽の中。
苦しくなった清花が、英司の胸を両手で押した。
「ぷぁ…っ、お兄ちゃん、舌入れちゃダメだよ…」
「は? フツー入れるよ?」
「うそっ。騙されないよっ」
清花が見たことあるキスシーンは、ディズ○ー映画のプリンセスのキスとか、ドラマとか、唇が触れるだけのライトなもの。
幼なじみの少女は、キスが舌を絡め合うような行為だということを知らなかった。