この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
おにいちゃん、おしえて。
第6章 おにいちゃん、さわって。
かわいいな。こんなかわいかったっけ。
清花を、誰にもやりたくない。

この世代、高校3年生から見た中学1年生は、とても幼い存在だ。
逆も然りで、清花からしてみれば、英司はほとんど大人のようなものだ。

立ち上がった英司は、頑丈な塊と化した興奮の証を、清花の柔らかい下腹にぐりぐりと押しつけるようにして、小さな体を抱きしめた。


清花は思った。
私だけ、こんなにドキドキして、お兄ちゃんはいつもと変わらなくて。
何事にも動じていなくて、なんか、悔しい…。


シャワーを浴びて、たっぷりと入っている温かいお湯につかる。
清花が先に入り肩まで浸かると、英司も後に続いた。
ザブーンとお湯が溢れて、清花が笑う。
英司はその細くて白い肩を抱き寄せて、キスをした。

浴室に響く水音は、お湯だけではなく二人の咥内が絡む音も足される。

二人のはじめてのキスは、英司の家の浴槽の中。
苦しくなった清花が、英司の胸を両手で押した。

「ぷぁ…っ、お兄ちゃん、舌入れちゃダメだよ…」
「は? フツー入れるよ?」
「うそっ。騙されないよっ」

清花が見たことあるキスシーンは、ディズ○ー映画のプリンセスのキスとか、ドラマとか、唇が触れるだけのライトなもの。
幼なじみの少女は、キスが舌を絡め合うような行為だということを知らなかった。
/103ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ