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おにいちゃん、おしえて。
第7章 おにいちゃん、おしえて。
そんなことをしていたら、当然英司は起きる。

眠い目をこすりながら英司は驚いた。
清花が、英司の手をクリトリスに当てて、悩ましげな声を漏らしながらすりすりと動かしていて、ふーっ、ふーっと熱い息遣いが繰り返されている。

「清花、どうしたの……」
「あっ、ごめん、おにいちゃん」

慌てて手をズボンから出されてしまったが、オナニーしたかったのかと察した。

「いいよ。手伝ってあげる」
「……いいの?」
「うん。触ってほしいんだろ?」

清花のためとしているが、英司も想いは同じだ。

「脱ごうか。俺も脱ぐから……」

オレンジのランプも消えている。
さっきよりも見えない状況で、清花の全てを脱がし、英司も全裸になった。
暗闇の中生まれたままの姿で、ベッドの上で抱き締め合うと、肌が擦りあう感触や温かさが一層伝わり合う。

「あ、おにいちゃ……ん」

13歳のすべすべの肌に手のひらを滑らせて、両手で尻を軽く掴み、すぐに解放する。
そしてまた滑らせて、今度は形のいい乳房に手を這わせた。
むにゅうと両手で掴み、また解放する。

英司は、激しく勃起をさせながらやわ肌を堪能していると、清花にその手を止められた。

「おにいちゃん……キスして?」

そう言って、差し出されるように小さく開かれた唇を英司はねっとりと貪り始めた。
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