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おにいちゃん、おしえて。
第8章 おにいちゃんとの、やくそく。
――その時、玄関の方で、物音が聞こえた。

誰か、帰ってきている。
英司と清花は体を離すと、息を潜めた。

清花はこたつの布団にあった、脱ぎ捨てていたパンツを取って、こたつの中で足に掛ける。
英司はその横でズボンをはき、立ち上がった。
そして、居間のドアを開けると――そこにいたのは、清花の父だった。

少し遅れて清花が、英司の後ろから、父をひょこっと覗く。

「さっき帰ってきたんだよ。いい温泉だった。みんなまだ車の中にいて、そろそろ戻ってくると思うよ」

清花の父には、いつもにっこりと笑顔の印象しかない。
この時も、普段と変わらない笑顔で、英司と清花もほっと胸を撫でおろした。
あの嬌声は聞かれていなかったみたいだ。
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