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おにいちゃん、おしえて。
第8章 おにいちゃんとの、やくそく。
めくるめく快感を貪り、激しく愛し合った二晩は、あっと言う間に終焉を迎えた。


「4月になるまで、また会いに行くから。4月からも、また会いに帰ってくるから」
「でも寂しいよ……」
「大丈夫だよ。待ってて」

寂しくてむくれている清花を抱きしめながら、英司が優しく諭した。

「ほんと? ずっと待ってるよ?」
「うん。俺も、清花がいいから」

こたつの中で、家族が帰ってくる直前まで繋がる。
みんながいつ帰ってくるかわからないので、服を着て待っている。
きれいに洗ってはいていたパンツだけは脱がされて、英司は清花の尻を掴み、バックから入った。

ソファに伏せさせた清花に腰を振らせて、英司はさほど動かずにクリトリスだけを弄る。

「んぁーッ……おにいちゃあん……イクぅ」

こうすると、清花はすぐに達して、英司のそれを柔らかく収縮し始める。
それももうわかっていた。
清花の体は英司に馴染み、挿入も最初ほど抵抗がない。

「んんんッ……」

清花の絶頂を見届けた後は、小さな体と豊満な胸を上に向かせてインサートする。

「あッ、あッ、おにいちゃん、きもちいいッ、おにいちゃん、好きっ……! またイッちゃうよー……!」

この二日間最後の交わりであることを察している清花は、英司にしがみついて叫んだ。
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