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おにいちゃん、おしえて。
第9章 初恋は実らない?
「清花は、すげーエロいなぁ……」

童貞だった隼だが、清花とセックスするようになり、どんどんテクニックを高めていった。
清花がしきりにクンニを求めるのでその要望に応えていたら、自然と身についていたというのが正しいのかもしれない。


ここは隼の家。母親が帰ってくるまで時間がある。

隼のベッドの上で脚を開く清花。
隼は、すっかり生えそろった清花の柔らかい毛を掻き分けて、ぷくんと主張するピンクの突起に吸いついた。

「んッ……」

隼も勘のいい方らしく、清花はイカされることもしばしばある。
この前は、はじめて挿入中に絶頂に達した。
――但し、バックからで――ほんの一瞬、隼を英司に置き換えて想像してしまった時だったのだが。

その後、清花がそんな想像をしていることなど露ほども知らない隼は、薄いゴムにたっぷりと溜まった白濁を、満足げに取り外していた。

隼は、清花も処女だったと思っている。
セックスの経験があるかどうか何も聞かれなかったから、自分から経験があるとは言えずに、付き合いを重ねてきた。
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