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青ノ毒
第3章 義父の誕生日
「熱くなったな。」
「はい。」
「洗って…くれるか?」
「はい。」

ザバァッ…

私の目の前で、義父が立ち上がって、黒いものが見えた…

ザバァッ…

私も出て、ボディタオルにソープを付け、泡立ててから、義父の背中を洗った。

「ま、前は、いいから。」

恥ずかしそうに言ってた義父。

背中を流してから、義父と交代して身体を洗って、また湯船に浸かった。

「あーっ、かなり嬉しい!毎日が誕生日だったら、いいのに。」
「そしたら、何歳になるんですかぁ!!じゃ、私、出ますね。」

ザバァッ…

そう言って、タオルで前を隠してから、バスルームを出た。

「ふぅっ。暑かったぁ!!」

アンッ…アンッ!!

足元にじゃれついてくるルルを抱き上げて、ゲージに入れて、鍵をかけた。

カシャンッ…

「はい。ルルも、そろそろ寝ないとね。おやすみ。」

ゲージにバスタオルをかけ、リビングの灯りを少し落とした。
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