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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第5章 第5章 超巨乳少女現る!
「今回の話って、きっと大きなチャンスですよね?」
「そう、ですね。今までにないくらいに大きな企画だし、少なくともライブの観客は今まででいちばん多くなると思います」
「ですよね…」
やっぱり断れませんよね。その言葉は溜息と一緒に吐き出された。
言うべきことを言った反動からか肩を落としてしゅんと小さくなるハルナさんは、いつも猫背でちょっと小さく見えるのに、さらにさらに小さく見える。
元々身長だって低いチビっ子なのに。
僕はもうひとつコップを持ってきて氷を入れて自分の分の麦茶を注ぐ。
別に喉が渇いていたわけじゃなくて、ただ黙って小さくなってしまったハルナさん相手に間が持たなかっただけだ。
喫煙の習慣でもあれば間違いなく煙草に火をつけているけど、僕はまだ未成年だ。
ぱきん。澄んだ音を立てて氷がはぜる。
びくっとハルナさんが肩を揺らした。もうすっかり新居の猫に戻っている。
仕方ないので僕から声をかけることにした。
ていうか。
ハルナさんの水着NGをどうにかしないと、この企画が頓挫してしまう。
こういうのってマネージャーの責任になるのかな。会社からは全部任せるって言われてるし、きっとそうなるんだろうな。
マネージャーって僕だよな。怒られるのはイヤだな。
実際には僕が怒られるだけでは済まないだろう。
もうすでに企画は走り出している。チラシやポスターは写真待ちになっているし「竜宮城」のHPにも告知が出されてしまっている。それだって撮影が終わり次第で写真を掲載する予定でいる。
もう「やっぱ無理」は通らない。
何よりこのチャンスを棒に振ってしまうとCD千枚完売は難しくなるかもしれないし、こんなドタキャンみたいなことをしてしまえば信用を無くして売れる前から干されてしまうかもしれない。
だから実は意外と大ピンチ。
ここは何とかハルナさんに頑張ってもらうしかないんだけど…
「そう、ですね。今までにないくらいに大きな企画だし、少なくともライブの観客は今まででいちばん多くなると思います」
「ですよね…」
やっぱり断れませんよね。その言葉は溜息と一緒に吐き出された。
言うべきことを言った反動からか肩を落としてしゅんと小さくなるハルナさんは、いつも猫背でちょっと小さく見えるのに、さらにさらに小さく見える。
元々身長だって低いチビっ子なのに。
僕はもうひとつコップを持ってきて氷を入れて自分の分の麦茶を注ぐ。
別に喉が渇いていたわけじゃなくて、ただ黙って小さくなってしまったハルナさん相手に間が持たなかっただけだ。
喫煙の習慣でもあれば間違いなく煙草に火をつけているけど、僕はまだ未成年だ。
ぱきん。澄んだ音を立てて氷がはぜる。
びくっとハルナさんが肩を揺らした。もうすっかり新居の猫に戻っている。
仕方ないので僕から声をかけることにした。
ていうか。
ハルナさんの水着NGをどうにかしないと、この企画が頓挫してしまう。
こういうのってマネージャーの責任になるのかな。会社からは全部任せるって言われてるし、きっとそうなるんだろうな。
マネージャーって僕だよな。怒られるのはイヤだな。
実際には僕が怒られるだけでは済まないだろう。
もうすでに企画は走り出している。チラシやポスターは写真待ちになっているし「竜宮城」のHPにも告知が出されてしまっている。それだって撮影が終わり次第で写真を掲載する予定でいる。
もう「やっぱ無理」は通らない。
何よりこのチャンスを棒に振ってしまうとCD千枚完売は難しくなるかもしれないし、こんなドタキャンみたいなことをしてしまえば信用を無くして売れる前から干されてしまうかもしれない。
だから実は意外と大ピンチ。
ここは何とかハルナさんに頑張ってもらうしかないんだけど…