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痴漢脳小説2 ~ガールズバンドに男子の僕が入っちゃいました~
第5章 第5章 超巨乳少女現る!
「えっと…水着NGの理由って、聞いても大丈夫…ですか?」

 こくり。ハルナさんは小さく頷く。

「私、胸がコンプレックスで…」
「コンプレックス?」

 失礼とは思いながらもハルナさんの胸に目をやる。一応僕にもそういう常識や気遣いだってあるんだ。
 『痴漢脳』さえなければ僕はルールの一つも破ることが出来ない、勇気や度胸とは真逆の生き方をしていたはずだ。

 僕の視線を感じてかソファの上でハルナさんは居心地悪そうにお尻をモゾモゾさせた。

 その動きに揺れる胸。

 …胸?

 僕はもう一度、改めてハルナさんの胸を見る。

 ハルナさんは背が低く腰のくびれは少なく、顔も幼いロリっ子キャラとしか認識していなかったけど。

「あの…太一さん?」
「ハルナさんて…もしかして、すっごい巨乳ですか?」

 恥ずかしそうに顔を真っ赤にしながらもハルナさんは頷いた。
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